日本人は外延を意識する文化である

 ついさっき、とある本を読み始めて知ったのだが、日本人は、因果であれば因を気にする。時間軸であれば手前に注意を払う。結果的に、事物の外側を捉えようとし、中身に着目しないことがあるそうだ。

 これは時間感覚だけでなく空間感覚についてもそうだと言えるらしい。暖かい湯を利用して体を洗ったりすること全体を指して、風呂、と呼んだり、温泉に行く、とか言うわけです。決して「入浴」「洗髪」と日常的に言わないわけです。外側に着目している、と。。

 日本人のPMBOKの理解にこれが関係しているかどうかは定かではないわけですが、思い当たるフシが無いわけではない、ですね。

 プロセスの名前に拘ったり、インプットアウトプットに拘ったり、、、もっとアウトプットプロセスを見るような習慣が必要だなぁと思いました。

 そういう意味から、PMBOKの説明は、かなり、贅肉を落とした方法で、説明すべきだなぁ、と、思いました。

 無論、PMPのためには、それなりに細かく説明する必要はあります。

 今月はカリキュラム作成の月です。色々考えさせられます。