スコープとは何でしょうか

そろそろスコープについて考えてみます。プロジェクトマネジメントにおいてスコープと言えば、成果物スコープとプロジェクトスコープに大別されますが、多くの場合、区別されずに取り扱われます。まず、それが大前提です。プロジェクトマネジメントにおいては、プロジェクトスコープのほうが、要注意です。成果物スコープそのものは、まぁまぁピンと来ると思いますが、プロジェクトスコープは「?」と感じる点が多いかもしれません。

PMBOKの冒頭、成果物記述書、スコープ記述書、WBS、アクティビティ定義という一連の文書とプロセスに、大きな流れを感じ取ることが、最初に非常に重要です。スコープが時間へと変換されていく課程です。

次に、スコープを確認しているのはどこか、というコトについて注意が必要です。また、その場所で、具体的に何を確認しているのか、ということを、詳細に考えてみることもおもしろいです。

そして最後に、そもそもスコープとは何か、、、、、です。これが理解できれば、プロジェクトマネジメントとは何か、ということが、理解できたも同然、、、だと思います。実はかなり奥が深い言葉です。はい。。

情報技術なプロジェクトで、「スコープ、スコープ」と連発する輩、、、本当にわかっているか、フェイクな輩か、どちらかです。