リスク行きます。

 まずは、プロジェクトマネジメントの中のリスクマネジメントと、プロジェクトに最初から存在するリスクの切り分けから。
 まず、立ち上げ時に、この2つをきちんと切り分けていないと、プロジェクトは後に痛い目に遭う。プロジェクトの存続を揺るがすようなリスクに途中で気づいて、グルグルになる、というパターン。
 次に、立ち上げ時にきちんと切り分けていても、プロジェクトの責任と母体組織の責任をきちんと分けていないと、やはり、不幸な事になる。実はかなり簡単な話に見えるが、実際には多くのプロジェクトで「無気力」を呼んでいる。。。。

 あるプロジェクトでは、この両者の責任が明確でないため、かつ、プロジェクトの存続に伴うようなリスクがあまりにも明かであり巨大であるために、本来考えるべきプロジェクトマネジメントの中のリスクマネジメントが実質的に【やる気が出ない】という不幸な状況を作り出してしまう。「あんな話があるんじゃ、リスクなんて考えてもしかたないじゃん」みたいな状況だ。

 こういうときマネージャは当然だがモチベーションの向上にも苦労する。プロジェクトの外の話と、プロジェクトの中の話の責任の切り分けは、最初にきちんと行われていないと、妙な事になるのである。不幸の連鎖、疑心暗鬼、ステークホルダーとの関係のこじれ・・・。

 いかに気持ちよくプロジェクトを進めるか?という観点からも、リスクマネジメントは必要なのだな。うむ。

 ・・・・・って話は、自己の反省から来ているわけですがぁ・・・。

 久々に叫んでみました。