スコープをみているだけでうまくいく

プロジェクトはスコープをみているだけでうまくいくだろう。という仮説を考えてみています。以前の私だと、スケジュール、予算、原価ダケをみていてコントロールしていたわけですが、自然とリスクを見るようになりましたし、最近はスコープにも着目しています。

むろん、PMBOK的に、ダケをみる、というのは正しくないわけで、スコープを基準に見ていくことで、プロジェクト全体へのコントロールが可能になる、ということです。

で、キモを発見しました。「スコープとそうでないものの境界線をものすごくはっきり持つ」ということです。詳細度ではないです。ここまでがスコープ、という範囲が重要だと思います。詳細度は段階的に詳細化すれば良い、ということです。

プロジェクトスコープは案外はっきりしているわけです。WBSのおかげですね。

成果物スコープというと、こんどは輪郭がぼやけてくるわけです(一般論)。これを、定量的に把握可能なほど、境界線をはっきり持つことで、コントロールが初めて可能になる、と、気づきました。よく、要件定義や要求やニーズがはっきりしない、と、言いますが、多くの場合問題になるのは輪郭ではないかと思います。詳細度はだんだん詰めていけば良いわけです。

あたりまえのことをあたりまえに説明していくことって大変ですね。。。。

近々コンテンツ化します。